スクリーン印刷は孔版印刷の一種ですが、着色(マーキング)、導電、絶縁、接着、その他、目的に応じたインキや機能ペーストを利用することが出来ます。
スクリーン印刷の守備範囲は広く、Tシャツや看板、ステッカー等の身近なところから、各種電気製品の操作部、表示部、内部の回路(プリント基板)、各種ディスプレイパネルや自動車部品、スマートフォン、タブレット、プリント基板に搭載する電子部品もスクリーン印刷を利用したものが数多く存在します。
何よりもインキ・ペーストの多彩さ、それを印刷できるのがスクリーン印刷の実力なのだと思います。
スクリーン印刷は『印刷』と言いながらただの印刷法ではないことがお分かりいただけると思います。
スクリーン印刷は圧倒的な生産力を誇りながら製造設備は比較的シンプルで廉価だと言えます。また、印刷後には熱硬化、UV硬化、もしくは焼成等の後に目的の機能を果たします。
いわゆるサブトラクティブ法の様に廃棄物が出る前提の工法と違い、完全なアディティブ法ですので環境に優しい手法とも言われています。
加飾技術とスクリーン印刷
しかしながら加飾を目的とする分野ではスクリーン印刷はこのところ減少しているように感じられます。
タッチパネルの普及や他の印刷工法の台頭、小ロット時のイニシャルコストの問題等々、様々な要因はあるかと思いますがスクリーン印刷も頑張ってまいります。
弊社からも新たなスクリーン印刷に向けて提案をさせていただきます。
まだまだ面白い、まだまだ可能性があるスクリーン印刷をどうぞご検討ください。
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