スクリーン印刷では印刷面と印刷物が接触している部分にのみインキ転写が行われます。
もちろん深さや面積等、程度の問題はありますが基本的には平面上の彫り文字等、凹部にはスクリーン印刷ではインキは入らないのです。
このエアサポートスキージはそのような問題を解決いたします。
スキージストローク時に後方よりエアーを噴射することによりメッシュに残ったインクを印刷対象に転写することが出来ます。
熱硬化型のインクでは乾燥してしまうとご心配の声も聞こえましたが、特に問題はありません。
UV硬化型のインクでももちろん大丈夫です。
スイッチでエアーをON・OFFし、レギュレーターでエアー量を調整します。
元々この発想は我々のようなマスクメーカーではなく印刷機メーカー様のアイテムの一つかと考えておりました。
電磁弁を使い、シーケンサーで制御しスキージストロークと連動させることによって安定した技術になると考えております。
もし興味をお持ちの印刷機メーカー様がいらっしゃいましたらご連絡をお待ちしています。
*特許番号 第6454396号